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奥歯(上顎)の症例
骨量不足のインプラント:上顎奥歯での骨の高さ造成の症例13

歯周病の治療をしてほしい
Data
60代 男性
インプラント治療
コメント
インプラントとブリッジが混在しても何ら問題はありません。医学的な背景に反さない限り、様々な理由を加味して治療方法は選択されます。


歯周病の患者様にインプラント治療を行う時は、インプラント治療に先立って、歯周病の治療を行います。治療法は、進行度合いによって部位ごとに違います。

主な治療法ですが、

軽度:ブラッシング指導、歯石除去

中程度:上記+歯石除去や歯周組織再生のための歯周外科

重度:抜歯

となります。

今回は、最初に、全体的なブラッシング指導、歯石除去を行いましたが、重度の進行度合いである上顎の左右の奥歯は、残念ながら抜歯することは避けられませんでした。そして、サイナスリフト併用で、インプラント治療を行いました。

また、同様な理由で下顎前歯も抜歯であったのですが、インプラントではなく、ブリッジによる治療を選択しました。このように、インプラントとブリッジが混在しても何ら問題はありません。医学的な背景に反さない限り、様々な理由を加味して治療方法は選択されます。
その他のほとんどの部位は、全顎的に中程度の歯周病が進んでいて、歯の周囲の組織を失っている部分もありましたが、その回復のためにエムドゲインによる再生療法を行いました。



この患者様の声はこちらからどうぞ。

奥歯(上顎)に歯が3本以上ない場合のインプラント症例写真
奥歯(上顎)に歯が3本以上ない場合のインプラント症例写真
奥歯(上顎)に歯が3本以上ない場合のインプラント症例写真

レントゲンからは右上の奥歯、左上の奥歯、下の前歯の部位が特に歯周病が進行していて、歯を支えているかなりの量の歯槽骨がなくなっています。

 

抜歯後、左上のサイナスリフトを行いました。歯周病が原因(歯の周りの骨を溶かすので)で抜歯をしますとインプラント治療には骨が不足している場合が多いです。

まず、歯肉を剥離し、上顎洞の側壁の骨を露出します。

 

側壁の骨に2センチくらいの楕円形の穴をあけ、その内側にくっついている上顎洞粘膜を剥がし、骨造成を行うためのスペースを作ります。写真の中央に剥がされた粘膜が見えます。

骨充填材を入れていきます。この充填材が将来、新しい骨へ置き換わります。

 

右下の奥歯に歯周組織の再生療法を行っています。歯の周りの骨がなくなってしまってできた凹みにエムドゲインを塗布しています。その後、ここに骨充填材を入れます。

左下のエムドゲインのオペです。エムドゲインを塗布し、骨充填材を入れた後、さらにもう一度エムドゲインを塗布します。

 

骨欠損があるために、上の前歯に再生療法を行っています。

歯根の周りを徹底的にきれいにしてから、その新鮮面にエムドゲインを塗布します。

 

  インプラント治療と歯周病治療のあとに、最後にセラミッククラウン、セラミックブリッジにより、新しい歯を入れて被せていきます。前歯は、上はそのままで、下は4歯欠損に対してブリッジで治療を行っています。

 

上の左右の奥歯は、それぞれサイナスリフトを併用したインプラント治療を行い、その上にセラミッククラウンがセットされています。

下の左右の奥歯は、歯周病のオペをした後に、患者様のもともとの歯にセラミッククラウンがセットされています。前歯は、4歯欠損対して左右2本ずつで支えている8本のブリッジがセットされています。もちろん、将来この部位にもインプラント治療を行うことは可狽ナす。

 

左右の側方から状態です。

 

レントゲンからは、全顎的に骨が水平に凹凸がなく平坦なのが確認でき、深い歯周ポケットは存在せず安定しています。

サイナスリフトを行った左右の上顎洞に、ドーム状に白くみえている部分が骨造成された部分です。インプラントが、その骨で支えられています。

 
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