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審美的インプラント①

以前、私の講演内容のまとめたものをお伝えするとお知らせしました。今回から、数回に分けて掲載します。

上顎前歯部の単一歯欠損の審美的インプラント治療がテーマです。

インプラント周囲の組織の状況はと天然歯のそれとでは、相違点は二つあります。一点は、抜歯後、歯槽骨の唇側が吸収により凹んでいるということ、もう一点は、欠損部に隣接する歯間乳頭が、約1ミリ退縮しているという点です。
 
実際、前歯部において、1歯欠損を治療するには、ブッリジとインプラントの2つの治療方法が考えられます。ブリッジの方が、審美的な結果を得やすいと思いますが、もしインプラントを選択するのであれば、私は、インプラント部の補綴処置は、ブリッジのポンティック部分と同様の治療結果を達成すべきだと考えています。

前歯部にインプラント治療を行う際に、様々な大切な考慮すべき事項が存在します。特に私が重要と考えているこれら4つの事柄に関して簡単に説明します。

①正しい位置にインプラントを埋入すること
②インプラント周囲に十分な硬・軟組織を確保すること
③補綴時にフィクスチャーとアバットメント接合部周囲の組織をなるべく失わないようにするために、プラットホームスイッチングを行うこと
④ジルコニアアバットメントを使用するということ

以上の点を前歯部でインプラント治療を行う際には大切なポイントになると私は考えております。詳細は、今後詳しく説明していきます。

2008年10月28日