私は、インプラントに関しては種々の治療法を行っていますが、講演なども行っている特に力を入れている治療の内容について、ここで説明します。
歯を喪失してしまうと、その歯を支えていた骨と歯肉も
吸収してしまいます。ですので、仮にそのままの状態でインプラント治療を行うと、もとの歯の位置より、内側で、低い位置にインプラントが入るようになります。その結果、歯の形態は、元の歯に比べて、長くなりますし、歯がはえている位置も少し内側へずれた位置になります。
奥歯であれば、審美的な面では、それほど問題にならない時も多いのですが、前歯であれば、隣の歯との不調和が明らかな、非審美的な治療になってしまいます。
そのために、前歯のインプラント治療では、抜歯後に無くなってしまった骨と歯肉を再生させて、理想的な位置にインプラントを入れる必要があります。そうすれば、元の歯があった位置に、隣の歯との調和がとれたセラミックの歯が入るようになります。
また、ここでは、使用するインプラントの選択も重要です。実は、骨にインプラントに、セラミックなどの歯をかぶせた後から、インプラントと歯との境目に近い部分の骨が1〜2ミリ吸収が始まり、それに伴い歯肉も下がってしまうインプラントが多いのです。ですので、セラミックの歯をセット後1〜2年で、周囲の歯との調和が崩れてしまうのです。
それを防ぐには、骨吸収を起こさないシステムで開発されたインプラントを選択する必要があります。それには、プラットホームスイッチング+アバットメントのリジットサポートの2つを兼ね備えている「アンキロス」が20年間の良好な臨床成績を収めているので最良の選択だと考えています。
最後に、インプラント上部構造ですが、天然歯の治療の時でも、オールセラミックによる歯が審美的なのと同様に、インプラントの時も、オールセラミックを選択することで、より審美的な治療になります。
【必要な治療項目は】
◎GBRによる骨再生
◎結合組織移植
◎アンキロスインプラント(当院の標準インプラント)
◎オールセラミッククラウン
インプラントの植立には、骨幅が7〜8ミリ程度あることが望まれますが、最低でも6ミリ以上の骨幅が必要になります。ですが、患者様の骨がその条件を満たしていない時も多いのです。そこで、骨再生治療が必要になるのですが、GBR以外にも、他の選択肢もあります。しかし、治療法によっては、一時的に増えた骨幅が、再び吸収してなくなってしまうことがあるのです。
上顎の奥歯があった部位にインプラント治療をする際に、かなりの頻度で邪魔をするのが、上顎洞と呼ばれる空洞の存在です。一般的に、この部位の骨はかなり軟らかく、インプラントには不利ですが、上顎洞があるために、インプラントのために使える骨の高さも不足する場合が多いのです。結果として、軟らかい骨に対して、標準より短いインプラントを使わなくてはならなくなるので、治療の成功率はぐっと下がります。
インプラントの治療は、そもそも全く歯がない患者様への治療としてスタートしました。その時は、下顎に7ミリのインプラントを4本使用し、ブリッジを固定しました。それから、40年以上経過した現在でも、4本のインプラントで義歯を支えて、固定するという基本は変わっていませんし、費用対効果の高い治療法といえるでしょう。
欠損部にインプラントを入れる時に、歯が何本かのこっている場合は、その歯を基準にしてインプラントのオペが出来ますが、歯が1本も残っていない患者様の時は、インプラントを入れる時に全く目安がなく、計画通りにインプラントを入れることが難しいのです。
そこで、有効な外科ツールがあるのですが、それは、CTのデータに直接インプラント手術の計画を打ち込みますと、「患者様の実際の形態を再現した立体的な顎模型」と「その顎骨に適合したインプラント埋入ドリルガイド」を製作することが出来るというシステムです。
このドリルガイドの使用により、無歯顎の患者様に対して、埋入ポジションに関しては、飛躍的に正確な手術が出来るようになりました。しかし、実際には、様々な理由で誤差が起きる可能性があり、手術中にそれをコントーロールできる経験、技術が必要になります。
私に関しては、このシステムの導入は、日本ではかなり早く、2003年でした。それ以来、5年以上に渡って、歯がまったくない(無歯顎)患者様には、このシステムを使用してインプラント治療を行っています。
もちろん、上記以外に関しても、インプラントに関することは、ほとんど行っています。どんなインプラント治療も基本は、「骨にまっすぐ入れる」「骨が足りない時は増やす」というシンプルなことの応用だと思います。
初回のカウンセリングは無料で行っております。CTやレントゲンなど必要な検査を行い治療計画、スケジュール、治療費をお伝えいたします。
初回の無料カウンセリング時に患者様の診療内容がしっかり決まりますので、「総額いくらかかるのだろう?」などの心配は一切ご不要です。
初回の無料カウンセリング時に患者様の診療スケジュールがしっかり決まりますので、「あと何回通院すればいいのだろう?」「総額いくらかかるのだろう?」などの心配は一切ご不要です。
静脈内鎮静法の麻酔を併用しておこないますので「寝ている間に治療が終わっている」という夢のような治療が可能です。インプラントやホワイトニングなど一部、多少の痛みが伴う治療も「完全無痛治療」が可能となっております。
ホワイトニング、歯列矯正、インプラントなど、どんな治療も「美のキープ」のためには定期的なメンテナンスが必要です。クリーニングプログラムやリップエステなど、お口元の美を意識いたアフターメニューをご用意しております。
1995年。東京医科歯科大学歯学部卒業。ハーバード大学でインプラント・スピード矯正(コルチコトミー)についての症例報告。2010年にはPGI-clubにてコルチコトミー併用スピード矯正の講演。などの実績を持つ