インプラント治療ならインプラント専門医院 デンタルクリニック




ベストイプラントHOME > インプラント治療費

骨量不足の症例


骨量不足のインプラント:上顎奥歯での骨の高さ造成の症例7

かみ合わせを治したい
Data
50代 女性
インプラント治療
コメント
上顎の奥歯は歯周病のために抜歯となるので、インプラント治療を行うのですが、数ヶ月?1年ぐらいの間、仮歯の支えとしては有効なので、再生治療の期間中はその歯を使用し、骨が再生しインプラントによって、歯を支えられるようになった時点で奥歯を抜歯する治療計画をたてました


上顎の奥歯は歯周病のために抜歯となるので、インプラント治療を行うのですが、数ヶ月?1年ぐらいの間、仮歯の支えとしては有効なので、再生治療の期間中はその歯を使用し、骨が再生しインプラントによって、歯を支えられるようになった時点で奥歯を抜歯する治療計画をたてました。

残念ながら、右の奥歯は治癒期間中に脱落してきましたので、そこからはミニインプラント(テンポラリーインプラン)により仮歯を支えました。

奥歯は左右ともに3本ずつの欠損になってしまうのですが、下顎とのかみ合わせと上顎の顎骨の大きさから、一番奥にはインプラントをしないで、2本ずつインプラントを入れることにしました。

その際には、サイナスリフトを行い骨の高さを増やし、さらにGBRで骨の幅も増やした後に、インプラントを埋入しています。

骨量不足のインプラント治療:サイナスリフト(上顎奥歯での骨の高さ造成)の症例写真

骨量不足のインプラント治療:サイナスリフト(上顎奥歯での骨の高さ造成)の症例写真
骨量不足のインプラント治療:サイナスリフト(上顎奥歯での骨の高さ造成)の症例写真

【左】初診時の上の歯です。右側には2本歯がない部分があります。この部位には、いつもは部分入れ歯を使っています。奥歯は大きく動揺してます。左には1本歯が欠損していて、ブリッジが装着されていますが、こちらも大きく動揺しています。

【右】レントゲンで確認すると、左右側の奥歯は、両側とも歯周病で歯の周囲の骨がかなり吸収していますので、最終的には抜歯となります。奥歯の欠損部にインプラント治療を行うには、骨の高さが足りませんので、サイナスリフトで骨の高さを増やすことが必要になります。また、内科的な理由で一度のオペの時間は極力短くした方が良い患者様です。

 

【左】口腔内を横から見たところです。右側ですが、欠損部の歯肉は大きく凹んでいます。

【右】左側ですが、ブリッジの奥の方は食べ物が挟まっています。また、歯周病のために、歯茎が下がって歯根が露出しています。

 

【左】左側から、インプラント治療の説明をします。あらかじめ、奥歯を1本抜歯しています。この2本の歯を支えにして、治療期間中仮歯を装着しています。

【右】まず、サイナスリフトを行い、骨の高さの増加を計ります。上顎洞側壁の骨に2センチ程の穴を形成し、その内側の粘膜を剥離します。それにより出来たスペースを骨充填材で満たし、コラーゲン膜で閉鎖をします。

 

【左】次に、骨の幅を増やすために、GBR(骨誘導再生術)を行います。骨の幅を確認すると2〜3ミリ程ですのでインプラント治療には、4〜5ミリ程不足しています。

【右】そこで、骨の増やしたい部分に小さい穴を多数あけて出血させます。これを行わないと骨再生はありません。そこへ、顆粒状の骨充填材を置き、それをコラーゲン膜で覆います。コラーゲン膜が動かないようにピンで骨に固定します、
しっかりとコラーゲン膜が固定されていることが骨再生術には大切な要素になります。

 

【左】右側ですが、まず、左側と同様にサイナスリフトを行い、骨量が十分確保されてからインプラントを入れていきます。

【右】右の上顎骨の側壁(ちょうど奥歯があったところの上のあたり)に、穴をあけて上顎洞内の粘膜を鼻腔の横まで剥離します。骨から剥がして出来た3〜4cc程の空間を骨充填材で満たします。

 

【左】次に、インプラントが入れるための骨の幅を増やす手術をします。ここでも、GBR(骨誘導再生術)を選択します。

【右】顎骨の状態は、写真の右側がインプラント治療には細いので、少なくても5ミリ程の骨造成が必要です。

 

  GBRを行い縫合しました。

 

  術後のレントゲンです。上の歯が欠損している部分の骨が増えています。白く見える部分が新しい骨です。左右ともに骨の高さが10〜15ミリ増えています。

 

【左】CTレントゲンにおいてもサイナスリフトによる骨造成前と後を比較します。4つのレントゲンの左上が右側の上顎洞を示しています。術前には、上顎洞内は黒く見えています(骨がない部分は黒く見えます)。骨の高さは3ミリ程です。左の下は通常のレントゲンと同じものです。赤い点線の部分がインプラント埋入の予定されているところです。

【右】術後のCTを見ると、左上のレントゲン像では、右側の上顎洞内に白く見える骨部分が増えているのが分かります。左側の上顎洞は、右に比べると骨の増えている量は少ないのですが、周囲の骨との差の境界がわからないほどに骨充填材と新生骨の置換がすすんでいるようです。このように、骨の造成量を確認し、インプラント埋入に移行します。

 

  骨が増えたことを確認できたので、インプラントの埋入を行います。写真の左側の奥の歯は動揺が進み抜歯に至ったために、仮歯を支えるためにミニインプラントが入っています。

 

【左】まず、左側です。GBRにより、術前より骨幅が大きく改善しています。

【右】再生骨の中にインプラントを2本埋入しました。

 

同時に、右側のインプラント埋入を行います。写真の骨の右側には再生骨が確認できます。

 

  最後にしっかりと縫合します。

 

Case Report
症状で見るインプラント
前歯の症例
奥歯(上顎)の症例
奥歯(下顎)の症例
全顎的な欠損の症例
骨量不足の症例
ブリッジを固定する治療
義歯/入れ歯を固定する治療
歯周病の場合の治療
ミニインプラントによる即日治療
セラミッククラウンを固定する治療
アンカーにした矯正
CT応用による(光造形3次元モデル)治療
審美治療 ブリッジとの比較
差し歯の比較
抜歯と同時の即時治療
治療の流れ
失敗例
手術時の即時負荷
より安全で安心なインプラント治療のために はじめての方へ


4つのお約束

格安インプラントが流行っている中で、事故も増えています。当院では、最高の材料と確かな技術により、高品質な治療を行っております。明瞭な料金体系で安心です。

静脈内沈静法の麻酔を併用しておこないますので「寝ている間に治療が終わっている」という夢のような治療が可能です。インプラントや抜歯や歯を削る時など一部、多少の痛みが伴う治療も「完全無痛治療」が可能となっております。

他院で、インプラントを断られてしまった・・・。そんな患者様もよく、いらっしゃいます。世界レベルの治療を患者様のご希望やご都合、ご予算などからあなただけの治療プランを作成しますので、どんなお悩みもまずはご相談ください。

虫歯・歯周病治療・ホワイトニング、歯列矯正、インプラントなど、どんな治療も「お口元の美を意識したプランやメニューをご用意しております。これらの治療を組み合わせて行うこともできます。



インプラント治療専門の歯科医院

Copyright (c) Implant All Rights Reserved.