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治療の流れ


CT応用による(光造形3次元モデル)インプラント治療の症例2

歯槽膿漏で歯が動くので噛みづらい
Data
50代 男性
インプラント治療
コメント
残念ながら、重度の歯周病のために、全ての歯を抜歯することになりました。緻密な治療計画をたて、順次自分の歯をインプラントに交換していき、最終的には、全ての新しい歯をジルコニアによるオールセラミックのブリッジで製作しました。


歯が動揺して、食事が取りづらいとのことでした。歯周病に対する精密検査の結果、残念ながら、重度の歯周病のために、全ての歯を抜歯することになりました。

そこで、緻密な治療計画をたてました。順次、抜歯後に自分の歯があったところにインプラント埋入していきます。つまり自分の歯を順次インプラントへ交換します。最終的には、全ての新しい歯をジルコニアによるオールセラミックのブリッジで製作しました。使用したインプラントは、15本で、6つのブリッジを支えます。このような治療の場合、術前に緻密な治療計画が必要になります。その計画の際には、CTレントゲンから作る3次元光造形モデルが有効的使えます。



この患者様の声はこちらからどうぞ。

インプラントの治療の流れの症例写真

インプラントの治療の流れの症例写真

  初診時です。歯周病のために、歯茎が退縮したために、歯根が露出し、歯と歯の間の隙間が大きくなっています。

 

  レントゲンで確認すると重度の歯周病であり、ほとんど全ての歯は抜歯と診断しました。

 

さらに詳細なレントゲンでチェックすると、数本の歯は残すことが可能ですが、全顎的なインプラント治療計画においては、総合的な観点からあえて抜歯を選択することのメリットがはるかに大きかったので、全ての歯を抜歯し、インプラント治療を行うことになりました。

 

  初診時の口腔内の模型です。正面からみたところです。写真の右側の歯がはみ出しています。

 

【左】上の歯の模型です。若干の歯列不正がみられます。

【右】下の歯の模型です。数本の歯は顎の骨のアーチからはみ出しています。

 

【左】右からみたところです。前歯が少し出ています。

【右】左から見たところです。写真の中央の歯が少し下に出ています。

 

  そこで、模型上で全ての歯を正しい排列に直しました。これが、インプラント治療後の新しいセラミックの歯の排列のたたき台になります。まずは、正面から見たところです。

 

【左】上の模型です。歯列のアーチがきれいになりました。

【右】下の模型です。こちらも歯列がきれいに改善されました。

 

【左】右側です。上の前歯の出具合を修正しています。

【右】左です。こちらも修正しました。

 

  以上の修正した模型をもとに、診断用ワックスアップを行います。この診断用ワックスアップが、治療後の状態になります。口腔内の噛み合わせを再現した咬合器上で行います。

 

  このような歯の排列が現実に再現できるようにインプラント治療を計画します。

 

【左】正面から新しい歯をみたところです。歯周病で骨と歯茎を失った為に長い歯になっています。

【右】下の歯の排列です。

 

【左】この診断用ワックスアップを複製しCT撮影用のステントを作製します。言い換えれば、CT撮影用の仮歯です。材質はバリウム入りのレジン(プラスチック)です。インプラントの埋入方向に合わせて、歯冠部分にミリングマシーンで穴をあけます。

【右】歯によってインプラントの植立方向の違いはあります。

 

【左】前歯の部分です。

【右】インプラントの植立は、8本嵐閧オています。最終的には、4つのセラミックブリッジを嵐閧オています。

 

【左】模型上でのCT用ステントです。

【右】口腔内にセットしました。この状態でCTレントゲンを撮影します。

 

【左】CTのデータの上の奥歯の部分です。白く見える部分がバリウム入りの歯の部分です。2段目の左のレントゲン画像が歯の部分に穴を置けた部位です。この部分にインプラントの中心が来るように計画します。

【右】骨の幅は助ェにあります。高さは10ミリです。

 

【左】上の前歯部分のデータです。3段目の左の画像がインプラントの中心になります。ここで、インプラントの角度、深度などを決定します。

【右】1段目の真ん中の画像がインプラントの中心になります。神経が通っている管が存在する為にインプラントの植立方向、深度が制限されます。

 

【左】下のCTデータです。CT用のステントがはっきりと写っています。

【右】ステントの部分は紫色に補正されています。

 

【左】右の小臼歯部分ですが、骨幅は十分にあります。

【右】インプラントの埋入方向を決定します。

 

【左】ステント部分が紫です。方向を変えながらインプラントの埋入ポジションを検討します。

【右】ステント部分を外して、骨のみの状態にしてインプラントの方向などを確認します。

 

【左】上の角度からインプラントポジションをチェックします。

【右】横の角度からもチェックします。

 

  上のインプラント治療ですが、CTのデータ上で立案した治療計画を正確に再現するために、2次元上のデータを3次元での模型にします。当時は、データをベルギーにメールで送信し、そこの施設で3次元光造形モデルに変換しました。

 

【左】実物とほぼ同じ顎骨の模型とインプラントの埋入位置をガイドする外科用ステントサージガイド)が送付されてきます。

【右】上顎骨の模型です。

 

【左】上のインプラントの1次オペです。サージガイドの適合は良好です。

【右】この穴に合わせてドリリングを行います。

 

  顎骨に形成された穴にインプラントを入れていきます。

 

  このようにして、8本のインプラントを埋入しました。その後、アバットメントを装着し仮歯を支えます。

 

  下のインプラント治療です。上の角度から見たところですが、前歯があった部分の骨の幅が全く足りませんので、骨幅を増やすオペを行います。

 

【左】骨充填材を自身の骨から採取しました。

【右】顆粒状のものと混ぜます。

 

【左】同時に歯肉の移植も行う為に、上顎の口蓋部から採取します。

【右】上皮下結合組織を採取しています。

 

  2センチ程の長さの結合組織片です。

 

  骨の上に、骨充填材、コラーゲン膜、結合組織の順番に置いていきます。

 

  インプラントが6本埋入されていますが、前歯の部分にも1本追加埋入します。顎堤の幅は改善されています。

 

【左】インプラントが埋入されました。ここの見える3本のインプラントで前歯6本を支えます。下の前歯は細いので、これ以上の数のインプラントを使った場合、ブリッジの審美性を損なうことがあります。

【右】上の角度からです。インプラントが左下の前歯の位置に嵐闥ハりに入っています。

 

【左】インプラントの上部構造の作製に関しての説明です。口腔内でのインプラントの位置を再現する精密な模型を作る為の型取りを行います。その時に、写真にある形状のものをインプラントに装着します。

【右】正面からです。

 

  模型です。インプラントの位置関係が再現されています。この模型上でセラミックの歯を作製します。まずは、上の前歯部のインプラント上部構造について説明します。

 

【左】先ほどの写真以外の模型も作製します。この模型は、上の前歯部の4本のインプラントの模型です。アバットメントが加工、装着されています。

【右】正面からです。

 

【左】これらのアバットメントの上にジルコニアフレームをまず作製します。その上にセラミックを築成、焼成します。左右に二つのブリッジが製作されました。これらは、オールセラミックのブリッジと呼ばれます。

【右】正面からです。ここに見える2本のインプラントの間には神経が通る大きな管があるので、それを避ける為にインプラント同士は少し離れた位置に植立されています。

 

【左】口腔内でセットするところです。まず、4つのアバットメントをセットしました。

【右】正面からです。模型と同じ状態ということがわかります。

 

  オールセラミックのブリッジが左右に1つずつセットされました。インプラント治療前の診断用ワックスアップに近い形態になっています。長目の歯でありますが、実生活上、大きく笑った時でも、上唇がインプラントと歯肉の境まではめくれないので、歯の2/3ぐらいしか見えませんので、審美性は保たれます。

 

  次に、下の前歯部分です。下の前歯は、上の前歯よりも小さいサイズです。幅は5〜6ミリ程です。ですので、通常のサイズのインプラントを使うと、大きい歯を作らなくてはなりませんので、細めのサイズのインプラントのみが使用可狽ナす。また、隣接するようにインプラントを配置するとインプラント同士が接近しすぎてしまうので、あまり適応されません。ですので、このような3本のインプラントの配置か、両端に1本ずつの合計2本のインプラントの配置が理にかなっていると考えます。この写真では、アバットメントが加工後にセットされています。

 

その上で、ジルコニアフレームを作製します。作製方法は、コンピュータで、模型とアバットメントの形態を読み取り、そのデータからジルコニアのブロックをコンピュータで削り出します。

 

【左】口腔内で、インプラントにアバットメントをセットし、その上でのジルコニアフレームの適合を確認します。これにより、模型と口腔内との間で誤差がないことが確認できます。

【右】正面からもチェックします。ジルコニアフレームの適合は良好でしたので、この上にセラミックを築盛、焼成します。

 

  模型上でオールセラミックのブリッジを完成させます。

 

  口腔内で、オールセラミックブリッジをインプラント上にセットします。インプラント治療開始前の診断用ワックスアップと、ほぼ同じ形態の歯になっています。

 

【左】実際には、奥のオールセラミックブリッジが、先に口腔内にセットされたので、順番が前後しますが、奥歯も見ていきましょう。

【右】右の下の奥です。3歯分の歯牙欠損に2本のインプラントで治療を行いました。加工したアバットメントが二つセットされています。二つのアバットメントは平行になるように加工します。

 

【左】ジルコニアフレームの適合を口腔内で確認しますが、良好です。

【右】フレームが問題ないので、セラミックブリッジを完成させます。状況によっては、ピンクのセラミックを使うこともあります。

 

【左】左の下の奥です。インプラント部にはアバットメントが装着されています。

【右】アバットメントは平行性が確保されています。

 

【左】ジルコニアフレームの適合をチェックします。

【右】セラミックを築盛し、完成後オールセラミックブリッジをセットします。

 

【左】次は左の上の奥です。すでに、アバットメントが2つ装着してあります。

【右】横から見たところです。

 

下の奥と同様に、インプラント部にオールセラミックブリッジをセットしました。

 

右の上のインプラント部にも同様にオールセラミックブリッジがセットされました。

 

  上には、8本のインプラントによる4つのオールセラミックブリッジが装着しれています。下には、7本のインプラントによる3つのオールセラミックブリッジが装着されています。

 

【左】上のブリッジです。機能的な形態が付与されています。

【右】下のブリッジです。上と同様に機能的です。

 

【左】右側方からです。

【右】左側方からです。

 

  インプラント治療後のレントゲンです。インプラント周囲の骨が安定し、インプラントとオールセラミックブリッジの適合が良好なのが確認できます。

 

Case Report
症状で見るインプラント
前歯の症例
奥歯(上顎)の症例
奥歯(下顎)の症例
全顎的な欠損の症例
骨量不足の症例
ブリッジを固定する治療
義歯/入れ歯を固定する治療
歯周病の場合の治療
ミニインプラントによる即日治療
セラミッククラウンを固定する治療
アンカーにした矯正
CT応用による(光造形3次元モデル)治療
審美治療 ブリッジとの比較
差し歯の比較
抜歯と同時の即時治療
治療の流れ
失敗例
手術時の即時負荷
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